テンプレートの style.ini
style.ini は、各テンプレートディレクトリ1)にある INIファイルで、CSS スタイルシートの生成を設定します。
以下で説明する [stylesheets] と [replacements] という二つの章があります。
[stylesheets]
この部分はどの CSS ファイルを読み込むかを定義します。 各行は、以下のように定義します：
cssfile.css = mode
cssfile.css はファイル名で、mode はモードの説明のように対応している出力モードのいずれかです。
スタイルシートは .less ファイルにすることもできます。（LESS 参照）
[replacements]
DokuWiki の CSSディスパッチャは読み込んだスタイルシート内のプレースホルダーを置き換えることができます。
プレースホルダーはテンプレートの style.iniの [replacements] 章 で設定します。
これは色スキームを一回定義しすべてのファイルの中でこれらの色を再利用するのに便利です。
これらの置換は、LESS 変数としても使用するできます。
保証された色プレースホルダー
以下のプレースホルダーはプラグインでの使用を保証しています。 すべてのテンプレートは、少なくともこれらを実装する必要がありますが、さらに追加するのは自由です。
| プレースホルダー変数 | 意味 |
|---|---|
__background__ | メインの背景色 |
__background_alt__ | 代替の背景色 |
__background_neu__ | 無彩色の背景色 |
__border__ | 境界線の色 |
__text__ | メインの文字色 |
__text_alt__ | 代替の文字色 |
__text_neu__ | 無彩色の文字色 |
__highlight__ | 強調表示の文字色（新 Adora Belle 以降） |
例
ファイルの概要については、例えば Starter テンプレートの style.ini を参照してください。
ローカルの style.ini
Adora Belle では、style.local.ini ファイルで style.ini の値を上書きできます。
Binky 以降、このファイルの場所はより牧場により優しく conf/tpl/<tpl>/style.ini（<tpl> テンプレートフォルダ名に置き換える必要があります。）（存在しない場合は作成します。）に移動しました。
この位置はアップグレード時に変更を失うこと防止します。
ファイルには各章（例：[stylesheets] 又は [replacements]）が含まれている必要があり、パスは追加した INI ファイルを基準とします。
例：
- conf/tpl/dokuwiki/style.ini
[stylesheets] extra.css = all [replacements] __text__ = "#000" __site_width__ = "100%"