ja:config:xsendfile
設定項目: xsendfile
DokuWiki では、すべてのメディアファイル (画像など) は、アクセス制限設定を確認したり画像の場合はリサイズを行うために、PHP スクリプトを通して配信されます。この仕組みは Web サーバが単独でファイルを配信する場合と比較してより多くのサーバリソースを必要とします。いくつかの Web サーバでは、いったんチェックが済んだファイルについて、配信機能だけをスクリプト側から引き継ぐことができるようになっています。この仕組みは特定の HTTP ヘッダを送信することによって行われます。そして、送信すべき HTTP ヘッダは Web サーバごとにまちまちです。
この設定項目では、この HTTP ヘッダの送信方法について設定します。ここで間違った設定を行ってしまうと画像などのメディアファイルにアクセスできなくなってしまう可能性がありますので、注意してください。
- 型: 数値
- デフォルト値:
0
設定可能な値は以下の通りです。
設定値 | 結果 |
---|---|
0 | ヘッダの送信を行いません。すべてのデータは DokuWiki 自身から配信されます。 |
1 | lighttpd 独自のヘッダが使用されます (lighttpd < 1.5 向け)。 |
2 | 標準の X-Sendfile ヘッダが使用されます。 |
3 | Nginx 独自のヘッダが使用されます。 |
Apache を X-SendFile に対応させるには、mod_xsendfile を導入し、XSendFile
と XSendFileAllowAbove
ディレクティブを有効にする必要があります。
関連項目
ja/config/xsendfile.txt · 最終更新: 2009-12-04 14:05 by kazmiya